サンゴの養殖・移植活動について
はしもと歯科では、将来の地球のために、そしてそこで生活する子供たちのために、小さなことからですが、環境問題の改善に取り組んでいます。
その中の一つとして、サンゴの養殖・移植活動に賛同し協力しています。
サンゴ礁は、魚を集めてよい漁場となったり、天然の防波堤として私たちを守ってくれたり、美しい景色を作り出したりと、たくさんの恩恵をもたらしてくれます。 また、サンゴの表面に付着しているカッチュウソウという藻の仲間は、光合成を行い二酸化炭素を吸収して酸素を排出してくれるので、地球温暖化に歯止めをかけるのに貴重な役割を果たしています。
ですが、近年、海水温の上昇などによりサンゴの白化現象が進んでいます。僕自身も沖縄・石垣島での白化現象を見て、何か出来ないかと考えました。このまま白化が広がり、サンゴが死滅してしまうと、温暖化を促進させたり、海洋生物の生態系バランスが崩れるなど、地球に様々なダメージを与え、私たち人間や動物にも悪影響が出てきてしまいます。 そうなる前に、私たちはまず身近にできることを何か始める必要があります。
はしもと歯科では、外れてしまった銀歯などの使えなくなった金属を換金し、そのお金を「アクアプラネット」に寄付しています。アクアプラネットとは、タレントで理事長の田中律子さんをはじめ、たくさんの音楽家や芸術家、タレントなどが集まって、彼らの活動の一部や一般からの寄付金でサンゴ礁の再生活動を行っている、非営利団体です。理事の金城浩二さんが創業された有限会社 海の種により、日々サンゴの養殖・移植についての方法が研究され、美しいサンゴ礁を次の世代へ受け継ぐべく、積極的に活動が行われています。
私たちの取り組みは小さな小さな1歩ですが、環境を守ることに繋がれば幸いです。
院長 橋本淳二